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概要

木材公共施設

111? 聴覚特性  〇和室に比してコンクリート洋間では音が減衰しにくい。木は当たってきた音のエネルギーを材料内部で摩擦   熱として吸収する性能が高く,反射音が少ないことから耳障りな残響音が少ない。木質空間の残響音はコン   クリートの1/10程度と言われる。  〇特徴的なのは,木はコンクリートや金属に比して,高周波数域の音を吸収する傾向が高いので,木質空間は   残響感の少ない柔らかな音色となり耳に届く。  〇木材は水分の吸放出性を持つことから,室内の湿度変化を緩和させ,快適性を高める性質を備えている。  〇床材料の熱的性質は足元の温冷感に関わるが,木材は熱伝導性が小さいため,コンクリ ート床に比べて温く   感じる。   足元の冷えは倦怠感や眠気を催し,作業能率を下げる。大学生の読書中の自覚症状調査では,木材床よりコ   ンクリート床で過ごす方が「眠気とだるさ」,「注意集中の困難さ」を訴える割合が高いとの結果が出ている。   差替え作業における失敗率もコンクリートの方が高く,木材は室内作業の能率を高める。湿度環境を整える木材断熱性が高く温もりのある木材出典:日音誌16 巻、木材工業Vol.48出典:「木材工業」1967 vol.22出典:木造校舎の教育環境 住木センター●床材料の違いによる足の甲の温度変化●低温環境下における床材質の違いによる自覚症状の比較出典:「木のまち・木のいえリレーフォーラムイン松本」パネルディスカッション資料●梅雨時の教室の湿度環境1614121086420訴え率(%)眠気とだるさ注意集中の困難さ局在した身体違和感木材床コンクリート床低温環境下における床材質の違いによる自覚症状の比較